透明な装置 マウスピース矯正

透明な装置ですべての方の歯並びを治すことはできません。

今世紀に入ってから歯並び矯正装置として透明な装置が普及してきました。これは別名、マウスピース矯正とも呼ばれます。クリアアライナー、アソアライナー、インビザラインなどの名前で世界中で使われています。

しかし、残念ながら透明な矯正装置、マウスピースですべての方の歯並びを治すことはできません。そもそもすべての矯正治療を取り外し出来る装置で治せるならば、従来のワイヤーを巻いて治す方法は存在意義がないはずです。

実際は、フルブラケット装置(歯にブラケットと呼ばれるボッチを付ける)が一部の例外を除いて最も効率良く確実に歯並びを治すことができる装置です。

以前、あるマウスピース矯正のセミナーに出たときの事をシェアさせていただきます。普通だったらこういうケースはワイヤーを巻いて治すよね、といったケースを透明な装置で治した実例が、叢生、反対咬合、上顎前突などの事例ごとにいくつか報告されていました。

困ったことはそうしたケースは実はチャンピオン・ケースといってその歯科医師の持っている中でも選りすぐりの非常にうまくいったケースであって、実際には うまく行ってない症例も多く存在します。

そういうことを知らないで、非常にうまくいったケースだけを見てすべての症例がマウスピースで治せると勘違いして適応でない患者にも透明な矯正装置を使う歯科医師が出てくることが心配です。

また、歯科医師対象のセミナーを行っている業者(材料会社や歯科技工所)にとっては、商品が売れたり技工所に注文が入れば収益が上がります。
治療がうまくいくかどうかの責任は、最終的には歯科医師が取るわけで、万一治療がうまくいかなくても材料会社や歯科技工所が責任をとることはありません。

これは実際に起こっていることなのですが、一時期某大学の歯学部附属病院で本来ならワイヤー矯正で治すべき患者を透明なマウスピース型の装置で治療を開始して結局は治療がうまくいかなくなった事例が多発したそうです。

ただ、患者さんにとって透明で目立たない装置は魅力ですし、外してきちんと歯磨きできることも素晴らしいことです。

では、この装置の適応症はどのような歯並びの方なのでしょうか?

・一度矯正したがリテーナー(後戻り防止装置)を入れなかったために後戻りしてしまった事例
・歯間(歯と歯の間)に1ミリ程度の小さなすきまができたのを治す場合
・軽度の叢生(歯のデコボコ):通常は歯と歯の間をストリッピング、またはディスキングと言って専用の工具で削って隙間を作ってから動かします。
・ワイヤー矯正である程度治してから最後の仕上げにマウスピースを使う場合

小臼歯を抜歯する場合は、マウスピース矯正は非適応と言われています。

千葉市の原田歯科での経験ではワイヤー矯正の後半であともう一息で一部残った歯間のスキマを閉じるのにマウスピース矯正を使うととても効果的ですし、 患者さんからもとても喜ばれています。

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