歯並びの悪さは大きくわけて、骨格性(骨組み・体つき)と歯槽性(歯の根がはまっている顎の骨)があり、骨格そのものに問題がある場合と歯の生えている歯槽骨から先に問題がある場合があります。
一般的には歯の生えそろう中学生前後に歯列矯正を始めることが多いのですが、20~30代はもちろん、60歳の人でも歯列矯正をしていることがあります。
歯は何歳になっても動くものなので、60歳でも可能なのです。
ただ、あまり高齢になると歯周病になっていたり、骨そのものが弱くなってきたりするので、なるべく早い時期に治療を受けることをおすすめします。
成長期が終わった人は、顔面の骨格もほぼ完成しているので、あごの大きさを変えることや、成長を促すといったことはできません。各個人の顔の形やあごの形に沿った矯正を行うようになります。
歯並びを治すことは、成人してからでも間に合います。気になる方は、歯医者さんに相談しましょう。