大人になってから歯並びが気になり、今だから矯正を始めたい!という方が増えています。
矯正というと成長発育期に行われる場合がほとんどで、この時期は歯の移動が容易で、弊害も少なくすみます。
では、成人矯正のデメリットとして、どのようなことがあるのでしょうか。
矯正装置のつけ始めのとき、とくに痛みや違和感を覚えるということがあります。
それに、成人の場合、歯が並ぶまでの時間がかかります。
期間が長くなるということは、それだけ金額も高くなることを意味します。
また、かみ合わせが変わることで、あごへの影響が起こります。
装置については、見た目が気になるというのも女性にとっては大きな問題でしょう。
口が閉じにくくなるといったこともあるかもしれません。
また、唇や頬に装置が当たったところが口内炎になる、装置によって発音がしづらくなるといったことも考えられます。
今は、装置もさまざまな素材があり、白く目立たないものだったり、矯正内容によって取り外しができるものだったり、選択肢が広がっています。
ご自身のライフスタイルや、どのような矯正方法が良いのか、いつまでに矯正を終わらせたいのか、予算などを歯科医に相談し、自分にあった方法を検討してみてください。