フルブラケットの特色
フルブラケット(歯にボッチをつけて針金を巻く治療法;主にアメリカで発達した)による矯正治療の方がこれまで日本では一般的であり、当クリニックでもこのプレート矯正(主にヨーロッパで発達した)を始める前はもっぱらこのワイヤーを巻く方法で治療していました。 ところがこのワイヤーを巻く従来の方法だと治療に限界があったり、歯を磨きにくいので虫歯を作ってしまったり、複雑な装置を入れなければならなかったり、不必要に抜歯したりすることがあることがわかりました。 ワイヤーを巻く方法が悪いと言っているのではありません。実際当クリニックでもワイヤーを巻く方法で治療されて 効果をあげている方はたくさんいらっしゃいます。つまり、プレート矯正が適応になる人と従来の針金を巻く方法が適応になる人がいるわけで、そこは患者さんの状態を診てこちらでどの方法が適応になるのかを判断し、十分説明し、納得された上で治療に入ります。
犯罪者には歯並びの悪い人が多い!? 『食生活と身体の退化』 W.プライス著 に詳しく書かれています。
実は私 原田院長は子供の頃歯がよくなかったです。そして成人になってから矯正治療を受けました。
もう通常の治療法では対処できなかったので、顎の骨を削る手術を受けました。その後約20年たって顎が痛み出したので、手術のときに入れた顎を固定する金属を除去してもらいました。
この自分の経験からも、歯並びの治療は早めに!そして今は昔よりも技術や材料が格段に進歩しましたので成人になってからでも全然手遅れではありません(昔は手術しないと治らなかったのが、今では手術しなくても治せる場合があります)ので、早めにご相談を!ということを強調したいと思います。