千葉市の舌側矯正
舌側矯正、リンガルアプライアンスってどうなんですか?
なるべく目立たない方法で歯並び矯正治療してほしいという要望をいただくことがあります。
当クリニックでは、床矯正、アソアライナーなどの取り外しできる装置で対応させていただいたり、透明なブラケット(歯につけるボッチ)、時には白いワイヤー(すべての方に、すべての治療期間中に適応になるわけではありません)を使ったりします。
全くの聞きかじりなのですが、国によっては(が言い過ぎなら、人によっては)わざと目立つように前歯にも銀色のボッチ(ブラケット)をつけて、自分は矯正歯科治療するだけの経済力があることを誇示される方もいらっしゃるとか。
ただ、ほぼ全く装置をつけているのを見えないようにするには、舌側矯正、リンガルアプライアンスという方法もあります。
これは文字通り、歯の裏側にボッチをつける方法ですが、この治療を受けたことのある人の話では、いつも舌に突起物が当たって不快なこと この上ない(個人的な感想です)、こんな事なら普通に目立たない透明なセラミックスブラケットを表側につけたほうが、目立たないどころかセラミックスが綺麗だし、歯磨きもしやすいので良かったそうです。
舌側矯正、リンガルアプライアンスは通常のワイヤー矯正の1.5倍から2倍の治療費がかかります。
また、すべての患者さんがこの方法で治せるわけではないです。
さらにはこれは我々歯科医師の間の裏話なのですが、本当にこの方法できちんと治せる矯正専門医は日本には両手を開いた数くらいしかいないのではないか という状況です。
どうしてもこの方法で治すことを希望される方にはきちんと対応して下さる先生を紹介しています。
インターネット上では、たとえ電子メール相談でもお答えしていません。
一度来院され診察してからになりますのでご了承願います。
ありがとうございます。