Q. 自然に歯並びが悪くなることはありますか?
以前はキレイな歯並びだったのに、最近歯が動いて歯並びが悪くなったような感じがします。
A. 歯並びを悪くしやすい原因として
- 1.歯の治療の中断
- 歯を抜いたままにする、詰め物など取れたままにするなど、歯の治療を不完全な状態で放置した場合、これが短期間でも周辺の歯並びに大きな影響を与えます。
- 2.咬み合わせ
- 特定の歯がほかの歯と咬み合わせのバランスが取れていないと、噛むたびに押されたりして歯並びが悪くなることがあります。
- 3.歯ぎしり
- 毎晩睡眠中に歯ぎしりが行われると、歯並びが悪くなることがあります。上の前歯などが外側に倒れていくように広がる恐れがあります。
- 4.歯周病
- 歯周病で歯を支えている骨が溶けてしまうと、ぐらつきが大きくなり歯が動きやすく歯並びが悪くなることがあります。
- 5.親知らず
- 親知らずが生えるスペースがない場合など、奥歯から前歯のほうに向かって押す力が発生するため、前歯の歯並びに影響する場合があります。
このほかにも頬杖やペンを咬む、舌で歯を押すなどの癖などでも、歯を動かす原因になる恐れがあります