上あごの成長は8歳ごろをピークに迎え、そこから大きな変化はあまり見られません。
上あごが小さいことによる受け口に対しては、早めの対応が必要となることがあります。
一方、下あごに関しては、思春期の成長スパートに合わせてピークが訪れることから、下あごが小さいことによる出っ歯のお子様に対しては、その時期までに環境を整えてあげることが必要となることがあります。
また、一度治した受け口がこの時期に再発したり、受け口だったお子様が、さらにその程度が悪化することがあります。受け口の治療に関しては、からだの成長が続いている間は、経過を見ていく必要があります。